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プロフィール
健康麻将でんどうし

2021年01月03日

手積み卓の寄付 ③

田嶋智裕さんが麻雀店を始めたのは

1968年(28歳)でした。

「いつかは料理人に」という思いがあり

「それまでのつなぎで」という感じで、

軽い気持ちでスタートしたそうです。

経営は順調で、1974年(34歳)にお店を

移転し、店名をガラパゴスに。

時代は高度経済成長の時で繁盛。

ただ、その頃のマージャンは

「賭ける・飲む・吸う・徹夜」

が当たり前で、環境は最悪でした。

麻雀店の社会的地位も低く

「これではいけない、何とかしたい」

と強く感じていました。



そして、思いついたのが

ボランティア活動をして

マージャンのイメージアップを」です。

そのころ、ちょうど自動卓が出始めて

いて、購入をして、使わなくなった

手積み卓が各店で在庫になりました。

それを麻雀業組合で集めて、老人ホーム

に寄付する事を思いつきました。

港区の福祉事務所に行って事情を話し

首都圏にある44ヶ所の老人ホームの

住所を教えてもらい

「マージャン卓はいりませんか?」

と手紙を出しました。

すると12のホームから、合計25台の

注文がありました。

車で一軒ずつ卓を届けて回りました。

届け終わるのに一年かかったそうです。

ボランティアという言葉が一般的で

なかった頃ですが、マージャンを通して

社会の人々の役に立ちたい

という気持ちが強かったそうです。
  


Posted by 健康麻将でんどうし at 03:28Comments(0)