QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
健康麻将でんどうし

2019年04月30日

さりげないお手伝い


会員様の一人がこう言われました。

「最近、指がしびれて牌を上手く

扱えません。

牌をこぼしてしまう

事がよくあるので、心配です」と。

その方は頚椎(けいつい)ヘルニアと

数年前に診断され、腕を持ち上げる

のに苦労したり、時にはボタンを

留められない事もあるそうです。

最近は特に痛みがひどく、今後

大好きなマージャンを続けられるか

不安があるとも言われました。

彼はマージャンが生きがいで

気軽にどこにでも出かけられ

現在、多くの人に愛されています。



私はこう提案しました。

「それでは、それを公表しませんか?

同卓者の皆さんに、少しだけ助けて

もらいながら、やりましょう。

それは、嫌ですか?」

「そんな事ないです。むしろ、そうして

頂く方が安心です」

「それなら、まず月例会でゲームの前に

話をします」と約束しました。



それから別の方で、ゲームの進行で苦労

している姿が目に浮かびました。

それはパーキンソン病のお二人です。

お二人とも月例会に参加して下さるので

「こんな話をしようと思うのですが

お名前を出しても宜しいでしょうか?」

とお尋ねしました。

「そうして頂けると助かります」と

あっさり言われました。



朝の挨拶時に皆様にこう言いました。

「実は、指がしびれて牌がうまく積めない

方がいらっしゃいます。同卓者の方は

お手伝いしていただけますか?

〇〇さん、今日の調子はいかがですか?」

さっと起立されて、堂々と自分の病状と

歯がゆい思いを述べられました。

私は続けてお二人を名指しして

「〇〇さんも病気をお持ちですが

今日の体調はいかがですか?」

と水を向けました。

「皆さん、御存知かもしれませんが

薬が効いたり効かなかったりして

不安定です。助けてもらえると嬉しい

です。御迷惑をおかけしますが

これからもよろしくお願いします」と

実に自然に話しをされました。

3名様は安堵されたようでしたし

他の会員様はお手伝いがしやすくなり

双方が良かったと感じました。



私には、過去に苦い思い出があります。

それは病気で積むのが遅い人に対して

「オリンピックとねんりんピックが

あるように別々に分けて卓組を

するべきではないのか?お金を払って

いるのだから、そんな人の守りを

したくない」と私に訴えかけました。

私はショックを受けました。

こんな発想の人がいるのか?と。

そして、それを堂々と私に提案できる

思いやりのなさに腹が立ちました。

しかし、そう思っている事は事実だし

他にも少なからず、そう考える方がいる

という現実を受け入れなければ、と。



だからこそ、私は声を大にして言います。

縁ジョイは身体の不自由な方でも

気軽に相談できます。

どうすれば一緒にゲームが

できるかを皆で考えます。

助け合っていくのが当たり前

のサークルにしましょう。

  


Posted by 健康麻将でんどうし at 01:59Comments(0)