2021年10月19日
宗輪先生との別れ
心の師と仰いだ宗輪先生。
やがて、高齢になられ、体調の
すぐれない日が続きました。
「人工透析は辛いものだ」と
言われ、遂に入院されました。
私は下関を離れていたので、お見舞い
にも行けず、心配しておりました。
しばらくぶりに里帰りをし、真っ先に
病院に駆けつけました。
「先生、お元気ですか?」
声をかけながら、お姿を拝見すると
痩せて、小さくなられていました。
そして、先生の返事が衝撃的でした。
しげしげと私の顔をご覧になって
「あんた、誰じゃったかな?」
えっ、私を忘れてしまったの?
そ、そんな。
まさか、こんな事になるとは。
現実が受け入れられず、混乱した
まま、私は病院を出ました。
膨大な知識、深い精神性、力強い生き様
私の憧れだった宗輪先生が・・・。
何が何だか分からなくなりました。
そして、それが最後の会話となりました。
もう30年前の話です。
今でも、時々蘇る、先生のお言葉は
強い口調でゆっくりと言われた
「和彦、男になれよ」です。
やがて、高齢になられ、体調の
すぐれない日が続きました。
「人工透析は辛いものだ」と
言われ、遂に入院されました。
私は下関を離れていたので、お見舞い
にも行けず、心配しておりました。
しばらくぶりに里帰りをし、真っ先に
病院に駆けつけました。
「先生、お元気ですか?」
声をかけながら、お姿を拝見すると
痩せて、小さくなられていました。
そして、先生の返事が衝撃的でした。
しげしげと私の顔をご覧になって
「あんた、誰じゃったかな?」
えっ、私を忘れてしまったの?
そ、そんな。
まさか、こんな事になるとは。
現実が受け入れられず、混乱した
まま、私は病院を出ました。
膨大な知識、深い精神性、力強い生き様
私の憧れだった宗輪先生が・・・。
何が何だか分からなくなりました。
そして、それが最後の会話となりました。
もう30年前の話です。
今でも、時々蘇る、先生のお言葉は
強い口調でゆっくりと言われた
「和彦、男になれよ」です。
Posted by 健康麻将でんどうし at 07:24│Comments(0)