2018年12月31日
健康マージャンはどうやって生まれたのか?
40年前の日本は
高度経済成長時代で、多くのサラリーマンは
会社を終えたら、雀荘へ行きました。
当然、お金を賭けていました。
まだ、賭けないマージャンという発想も
健康マージャンという言葉もありません。
田嶋智裕さん!たじまともひろ
一人の男性がマージャン店を始めました。
1968年。東京の六本木で。
経営は順調でしたが、お客さんのマナーが
悪かったり、社会的地位が低かったので
これを何とかしたいと思っていました。
ある時、新聞で蕎麦屋さんの組合と
東京都が契約をした記事を見ました。
内容は「災害が起こったときに無償で
炊き出しをする」というものでした。
また、別の日の記事に「ペンキ職人さん
達が有名な外国人墓地の壁を一年に一回、
無償で塗り替える」というものがありました。
田嶋さんは「我々、麻雀業組合も何か
できないか」と考えました。
ちょうど手積み卓から自動卓へ移る時代で
「余った手積み卓を寄付しよう」という事を
思いつきました。仲間と相談して25台を
無償で寄付しました。
次に考えたのは「お年寄りのために1年に
1回、大会を開き、無償で楽しんでもらう」
ということでした。
仲間の賛同を得られたので「敬老大会」と
称して9月に開催。お弁当付で、一日無料で
楽しめたので大好評でした。1984年です。
翌年の第二回目も好評でした。
すると「1年に1回では少ない」という声が
上がり、田嶋さんの店が日曜定休だった
ので「日曜日に賭けないマージャンを
楽しみませんか?」と声をかけました。
宣伝をし、期待を持って待ちました。
さて当日。いらっしゃったのは・・・・
夫婦一組。二人だけ。
しかたがないので田嶋さんとスタッフが
入り、マージャンを楽しみました。
これが健康マージャンの始まりです。
普通なら、がっかりして
「参加者が少ないからもうやめよう」
となります。もちろん、赤字です。
しかし、田嶋さんは続けました。
9ヶ月間は3卓が続いたそうです。
それでも諦めませんでした。
それは、なぜか?
少しでもマージャンのイメージを向上
させたかったから。
そしてマージャンを取り巻く環境を
変えたかったから、です。
たった一人の男の情熱。
決して諦めなかったからこそ、今が
あります。
詳しくは「長寿社会と生きる健康麻将」
田嶋智裕著 現代書館 をお読みください。
田嶋さんは私の恩師です。
2年前に他界されましたが、私の心に今も
生き続けています。
声も話し方も笑顔も鮮明に。
私は直接、この話を伺いましたので
健康麻将でんどうし、として
伝え続ける使命
を感じます。
高度経済成長時代で、多くのサラリーマンは
会社を終えたら、雀荘へ行きました。
当然、お金を賭けていました。
まだ、賭けないマージャンという発想も
健康マージャンという言葉もありません。
田嶋智裕さん!たじまともひろ
一人の男性がマージャン店を始めました。
1968年。東京の六本木で。
経営は順調でしたが、お客さんのマナーが
悪かったり、社会的地位が低かったので
これを何とかしたいと思っていました。
ある時、新聞で蕎麦屋さんの組合と
東京都が契約をした記事を見ました。
内容は「災害が起こったときに無償で
炊き出しをする」というものでした。
また、別の日の記事に「ペンキ職人さん
達が有名な外国人墓地の壁を一年に一回、
無償で塗り替える」というものがありました。
田嶋さんは「我々、麻雀業組合も何か
できないか」と考えました。
ちょうど手積み卓から自動卓へ移る時代で
「余った手積み卓を寄付しよう」という事を
思いつきました。仲間と相談して25台を
無償で寄付しました。
次に考えたのは「お年寄りのために1年に
1回、大会を開き、無償で楽しんでもらう」
ということでした。
仲間の賛同を得られたので「敬老大会」と
称して9月に開催。お弁当付で、一日無料で
楽しめたので大好評でした。1984年です。
翌年の第二回目も好評でした。
すると「1年に1回では少ない」という声が
上がり、田嶋さんの店が日曜定休だった
ので「日曜日に賭けないマージャンを
楽しみませんか?」と声をかけました。
宣伝をし、期待を持って待ちました。
さて当日。いらっしゃったのは・・・・
夫婦一組。二人だけ。
しかたがないので田嶋さんとスタッフが
入り、マージャンを楽しみました。
これが健康マージャンの始まりです。
普通なら、がっかりして
「参加者が少ないからもうやめよう」
となります。もちろん、赤字です。
しかし、田嶋さんは続けました。
9ヶ月間は3卓が続いたそうです。
それでも諦めませんでした。
それは、なぜか?
少しでもマージャンのイメージを向上
させたかったから。
そしてマージャンを取り巻く環境を
変えたかったから、です。
たった一人の男の情熱。
決して諦めなかったからこそ、今が
あります。
詳しくは「長寿社会と生きる健康麻将」
田嶋智裕著 現代書館 をお読みください。
田嶋さんは私の恩師です。
2年前に他界されましたが、私の心に今も
生き続けています。
声も話し方も笑顔も鮮明に。
私は直接、この話を伺いましたので
健康麻将でんどうし、として
伝え続ける使命
を感じます。
Posted by 健康麻将でんどうし at
06:04
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